ものぐさLightning Talk
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この記事はモバイルファクトリー Advent Calendar 25日目の記事です。
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こんにちはこんばんはおはようございます。 @nekobatoです。
弊社プレゼンテーション(以下プレゼン)名人である @akihiro_0228 を差し置いて、プレゼンのお話しをします。
今回はプレゼンの中でもLT(Lightning Talk)のお話。
エンジニアにとってLTとは何であるか。そんな話をしたいと思います。
なぜプレゼンをするのか
色々理由はありますが、自分の場合、プレゼンは会場というハコに対して打つ広告みたいなものだと考えています。
自分の学びや成果物などをネットに書いて溜めるだけでは全然目に触れないので、どこかしらで宣伝しなければネットの埃になってしまいます。成果物を公開しないとなると、ストレージの埃です。
プレゼンは聴衆の数だけインプレッションがあり、聴衆の役に立つ内容が対価。
突然のイベント宣伝
突然ですが、弊社では内向き外向き問わず勉強会意識が高めです。
自分と同じ15新卒同期だと、@pine613が精力的にイベントを運営している(Gotanda.js, 東京Crystal)ので、それに乗っかる形で発表させてもらったり、社内でもどこかしらで定期的にプレゼンする機会があります。
そんな色々な場所で「LTしたい!」と言いまくっていると資料作りの時間が馬鹿にならないので、資料を作るコストと資料内容は発表先を考慮してバランスを取る必要が出てきます。
特にLTだと発表資料がしっかりしていることよりも制作や検証などの成果物が重要なので、資料作りよりも作業時間に出来る限り時間を割きたい。
本気のプレゼンならWYSIWYG系のツールを使うところなのですが、ご存知の通りこだわり出すとキリがありません。
勿論常に全力でスライドを作っていればスライド資料パワーが上がるのでそれはそれで経験値なのですが、
今回は本気のプレゼンの話はせずに、10分で作るスライドの話をします。
急遽LTすることになった時
外部から閉じられた社内の勉強会や、単にポエムを朗読したい場合、LT大会で尺が余った時など。
A:「あれ、発表これで終わり?」
B:「予定された時間より10分くらい早いよね」
A:「じゃあ今から発表スライド作るよ」(10分後発表)
みたいな状況もあり得ます。
こんな時はGyazoと高橋メソッドを駆使するのが常でしたが、高橋メソッドを使わずとも、最近はmarkdownでスライドを生成する系のツール環境があれば10分程度でLTができます。
自分の場合はGyazzA(C)という、Gyazzで書いたWIkiをプレゼンスライドにするツールを利用しています。
GyazzA(C)の思想は、「メモ書きがそのままプレゼンになったら作業時間が削減できて良い。」
日々の発表はマストだけども、作業時間を最大限に取りたい大学生の欲求を満たすためのツールとして作られました。
ですが情報の発信を意識してくると、大学生の「発表めんどくさいけどやる」の気合では色々足りないので、色々と足りない機能も出てきました。
プレゼンスライドに必要なもの
最低限必要な物は以下の3つではないでしょうか。
- 肝心の内容
- 誰が作ったか(誰に著作権があるのか)
- 今何ページ目?(もしくはどこらへん?)
そして、LT発表ツールに必要なものは以下の4つ。
- ネット上で内容を再現して共有する手段がある
- 10分程度で5分のLTスライドができる
- 機材と環境に依存しない
この[1]がLT発表としては最も重要で、この機能が充実しているかどうかが結構分かれ目です。 理由は後述。
プレゼン(手段)よりも、目的にとって重要なこと
以前、「その場のプレゼン自体に大して価値は無い。それよりも、後で手直しして公開して拡散するところまでしてようやく価値がある。View数がパワーだ。」ということを言われたことがあります。価値が無いは流石に言い過ぎかもしれませんが、そもそもプレゼンは皆に聞いてもらうのが目的なので、目的の達成がプレゼンだけで終わるかと言えば、もっとやり方はあるはず。
前述のプレゼンは広告だという旨にも繋がるのですが、分かりやすいスライド資料が多くの人に読まれれば、それだけ大きな影響に繋がるのですから、拡散数が増えれば増えるほど御の字なわけです。発表の際の聴衆は、「発表自体がイケてるかどうかの実証」「最低限のインプレッション数」であると考えています。
LT発表して「あ、この内容はイケてるな」と思ったら、限界までわかりやすくしたスライドをネットにアップロードして拡散するまでがエンジニアとして最も効率が良いLT資料なのではないでしょうか。
まとめ
- LT資料はコスパ重視で作りたい
- LTは成果物が一番大事
- 発表の反応が良かったら全力で作り直す
- View数がパワーだ